福井塾

合格に至る確かな歩みへと導く

高高生について

勉強が足りない
 さて以前に私は高高の新入生に対して配布した文書の中で、高高生について他の高校生に比べての特に気になる点として以下のような項目を挙げました。
1 部活動に一生懸命な生徒が多いのですが、日頃の勉強時間が少なすぎる。
2 基本となる考え方が十分身についていないまま応用問題に進むため、授業についていけなくなる生徒も多い。
3 日々の疑問をすぐ解決せずに、疑問点を残したまま試験に臨んでしまう。
数学で苦労する生徒が多い
 こうした点が顕著に表れている教科が数学です。高高の1年生が指定されている数学の問題集は『4STEP』ですが、この問題集は他の多くの高校でも使用されており難しい問題ばかりが並んでいるわけではありません。1年後の進路が理系であれ文系であれ、大学受験にとって是非とも最低限は身につけておかなければならないレベルと内容です。また定期試験に関する限りは、高高といっても格段に難しい問題が出題されるわけではありません、『4STEP』をしっかりと演習しておけば十分に高得点が狙えます。
 それにもかかわらず高高に入学して間もない時点で数学で伸び悩む生徒の声をよく耳にします。こうした状態に至る生徒の問題点として私は上記の3点を指摘しました。高高では「数学の授業の進度が早い」ため「十分な演習量をこなせないまま試験に臨む」生徒の割合が他の高校に比べて多いように思います。他校の生徒が『4STEP』を試験までに2度3度と演習を重ねているのに比べると、高高生の『4STEP』演習不足は否めません。
 この傾向は学年が進むとより顕著になります。1年生の最初で躓くとそれを後から追いつくのは一層困難となります。やはり最初のスタートが肝心でしょう。

新高高生になる前に


 新高高生には入学前に『4STEP』の第1章の半ばあたりまでの内容が課題プリントとして与えられます。多くの生徒はそのプリントだけ(その範囲だけ)をやって終わりで、本格的な勉強は入学してからと悠長に構えています。そして入学してからあっという間に授業は進み、『4STEP』の演習不足といった事態に陥ってしまうのです。
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 福井塾「4STEPマラソン」は、そうした高高生の状況を打破しようと企図したものです。「マラソン」と銘打ってはいても、人よりどれだけ先に進んだかを競うものではありません。どれだけしっかりと内容を理解し、覚えるべきを覚え、問題を解く力を身につけることができたかをみずからに問う場}であります。
 ※詳細については春期講習のQ&A をご覧ください。
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「4STEP はちゃんと全問解いているのに定期試験で結果が出ない!」
「4STEP は2度3度としっかり解いているのにやはり定期試験で結果が出せない!」
「定期試験では高得点が取れるが、実力テストで思うように点が取れない!」
 テストが終わるたびにこうした悲鳴をあげる高高生はたくさんいます。たとえ試験の結果が悪くても、4STEP さえ満足にやらないで試験に臨んだ生徒ならそれほど悩みもしませんが、懸命に努力した生徒にとっては悩みは深まるばかりです。
 「ちゃんと真面目にやったはずなのにどうしてこんな結果になってしまったのだろうか?これ以上何をどう勉強すればいいのだろうか?中学のときは数学は非常によくできてテストのときには確実な得点源だったのに、今ではどうしてこんなにも平均点を下げてばかりいるんだろう。」
 試験で結果を出せなかった原因は生徒によって様々に異なります。「ちゃんとやったはず」という生徒の勉強のやり方を見ていると、全然ちゃんとやれていないといった場合もあります。こうした場合は、本人は口では「ちゃんとやった」と言いますが実は本人自身が自分がちゃんとできてはいないということに気付いている場合が多いのです。
 また、勉強のやり方は本当にちゃんとしていてしっかりと考えてよく理解できているのにテストで結果が出せない生徒もいます。こんな症状が出る生徒の場合は、しっかりと学習し理解した内容や公式を驚くほどすっかりと忘れてしまっていることが多いです。そして本人がそのことに気付いていないのです。
 ちゃんと勉強しても思うように点が取れないといった生徒の場合でも、性格や個性といった本人の中で長年にわたって身につけてきた固有の性質が学力を伸ばすのを阻んでいるとしか言いようがない、といった場合もあります。そうした場合には、性格や個性がそう容易くは変わらないように、学力を伸ばすのにもそう簡単にはいきません。
さらに数学の力をつけるには
 高高の実力テストで高得点を取るには『4STEP』の演習だけでは足りないでしょう。皆さんが高高に入学後、大学受験までに勉強しなければならないことは今ここで語りきれないほどたくさんあります。高校入学までのこの時期、学校の勉強にとらわれない幅広い貴重な経験を皆さんがもたれることを願う者でありますが、入学後においても勉学の場で皆さんが溌溂たる活躍をされることを期待しております。
充実した高校生活を
 もとより高校は、大学進学のためにだけ存在する場ではありません。「知」を磨き「情」を深め「意」を堅固にする鍛錬の場でもありましょう。同年代の優れた他者との切磋琢磨によって、「知・情・意」はいっそうの調和を呈し、より完成されたものとなるでしょう。
 そうした鍛錬の場に身を置くことは、空疎な独りよがりから「知」を解き放ち、鈍感な身勝手さから「情」を呼び覚まし、怠惰な埋没から「意」を再起させる、そのような契機となって皆さんを前進へと向かわせるでしょう。
 これから新たな学びの環境へと向かっていかれる皆さんが、多くの友人と出会い、部活動においても勉学においても、充実した練磨と研鑽の日々を送られることを願っております。